先日、お客様と「無人島に持って行きたいCDアルバム3枚(ベストアルバム、サウンドトラックは除く)」というテーマで会話をしていました。そのときは悩んで3枚を厳選したのですが、音楽好きな私としてはあまりにも少なすぎた。
なので今回は「聴いてもらいたい洋楽ロックアルバム10枚」を選んでみました。
「New Jersey」Bon Jovi
誰もが知っている世界的ロックバンド「ボン・ジョヴィ」が1988年に発表した4枚目のアルバム。当時14歳だった私が洋楽ロックに目覚めるキッカケとなった作品です。前作に収録されていたシングル「Livin’ On A Prayer」が富士フィルムのカセットテープ「AXIA」のコマーシャルソングに使用されたことで「Bon Jovi」を知りファンになりました。
今作に収録されている「Bad Medicine」もSANYO CDラジカセ「ZooSCENE」・家庭用ビデオ規格「S-VHS」のCMソングになり、日本での人気は爆発し、オリコン年間アルバムチャートでは1位を記録し、この年の第3回日本ゴールドディスク大賞 グランプリ・アルバム・オブ・ザ・イヤーとグランプリ・アーティスト・オブ・ザ・イヤーを獲得しました。
私が人生の中で最も聴き込んだアルバムといって過言ではない。
「Dr.Feelgood」Mötley Crüe
「モトリー・クルー」が1989年にリリースした5枚目のアルバム。派手でヘヴィなハードロックだがポップさも忘れない最高傑作。ワイルドでグラマラスな雰囲気を漂わせた大好きなロックンロールバンドだが、2015年のファイナルツアーを見逃したのがが悔やまれる。
収録されている「Dr.Feelgood」「Kickstart My Heart」が特にお気に入り。
「Appetite for Destruction」Guns N’ Roses
1987年に発売された「ガンズ・アンド・ローゼズ」のデビュー・アルバム。1曲目の「Welcome to the Jungle」のイントロだけで衝撃を受けた。今までにアメリカで1800万枚以上、世界中では3000万枚近くも売り上げている。
私が所有するCDジャケットは発売禁止となったオリジナルジャケットのものである。
「Get A Grip」Aerosmith
1993年にリリースされた「エアロスミス」初の全米アルバムチャート1位を獲得したアルバム。以前、ヴォーカルのスティーブン・タイラーが「このアルバムは僕等にとってのサージェント・ペッパーズ・ロンリーハーツ・クラブ・バンドなんだ」と語っていたらしい。
映画アルマゲドンの主題歌になっている「I Don’t Want to Miss a Thing」が現在では「エアロスミス」の有名曲になっているが、このアルバムの頃が最も輝いていた時代だと思います。
「Eat the Rich」「Get a Grip」「Fever」と続く流れが素晴らしい。
「Lean Into It」Mr.Big
1991年にリリースされた「ミスター・ビッグ」のセカンドアルバム。先端にギターピックを取り付けた電動ドリルによるトリックプレイで話題を呼んだ「Daddy, Brother, Lover, Little Boy」や、その後のライブにおける定番曲となる「Alive And Kickin’」といったパワフルなハードロック、「Just Take My Heart」のようなバラード、キャッチーなメロディを持つ「Green-Tinted Sixties Mind」、そして全米No.1シングルとなる「To Be With You」などが収録されたバンドの代表作。
「Dookie」Green Day
1994年に発売された「グリーン・デイ」のメジャー・デビュー・アルバム、通算3作目のスタジオ・アルバム。90年代のパンク・ロック・ブームを巻き起こすことになるモンスター・アルバムです。
3rdシングル「Basket Case」は必ず耳にしたことがあるはずだ。
「The Razors Edge」AC/DC
オーストラリアの「AC/DC」が1990年に発表したアルバム。1曲目の「Thunderstruck」をMTVで聴いて、すぐにアルバムを買いに行きました。
私が初めて買ったギターは「AC/DC」のギタリストであるアンガス・ヤングが愛用しているギターのコピーモデルだった。
「No More Tears」Ozzy Osbourne
「メタルの帝王」と呼ばれる「オジー・オズボーン」が1991年にリリースしたアルバム。ギタリストの「ザック・ワイルド」とオジーの魅力がぶつかった名盤。ハードな曲と繊細なバラードが詰まっている。
ふなっしーもオジーのファンらしい。
「Master of Puppets」Metallica
「メタリカ」が1985年に発売した3作目のアルバム。スラッシュ・メタルの決定盤のひとつと呼べるこのアルバムの中で「Battery」と「Master of Puppets」は全てのロックファンが聴くべき名曲だろう。
「Vulgar Display of Power」Pantera
1992年にリリースした「パンテラ」のアルバム。「モダンヘヴィネス」「パンテラ以降」などという言葉を生み出した偉大なバンドの大ヒットアルバムであり、ラウドロック好きなら是非とも聴いてもらいたい。
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