突然ですがサザンロックってご存知ですか?もちろんサザンオールスターズではありません。
サザン・ロックとは、カントリーやブギー(ブギウギ)、ブルース、R&Bなど、アメリカ南部の土(泥)臭い音楽を前面に押し出したロックのジャンル。60年代から80年代にかけて、ロック・ミュージックが様々に細分化していく過程で出来たカテゴリーの一つなんです。
Shake Your Money Maker / The Black Crowes
1990年にデビュー・アルバム『シェイク・ユア・マネー・メイカー』を発表。オーティス・レディングのカバー「ハード・トゥ・ハンドル」が全米26位となり、アルバム自体も全米4位を記録。1992年、セカンド・アルバム『サザン・ハーモニー』発表。全米1位に輝いた。
ハードロック、ブルースロック、サザン・ロックを吸収した音楽性で人気を得たアメリカのバンド「ブラック・クロウズ」。
当時高校生だった僕には、刺激が足りない退屈なバンドだと思ってた。そりゃそうだ。ロックバンドは派手でインパクトがないとだめだと思っていたのだから。
年月も過ぎた30歳ぐらいの頃だっただろうか。お客さんに借りた数枚のCDの中に、このアルバムが入っていた。久しぶりに聴いてみると、なんだか心に染みる哀愁のようなものを感じた。これが、オッサンになった証拠なのだろうか。
そこから、2015年に解散してしまった現在でも「ブラック・クロウズ」はお店でも良く流してますね。このバンドが僕にとってのサザンロックの原点です。
Seconed Helping / Lynyrd Skynyrd
1974年にセカンド・アルバム『セカンド・ヘルピング』からのシングル「スウィート・ホーム・アラバマ」が大ヒットしたサザン・ロック・バンド「レーナード・スキナード」。トリプルリードギターを擁する重厚な音を特徴とし、オールマン・ブラザーズ・バンドやアトランタ・リズム・セクションと並ぶサザン・ロックの旗手として、ライヴでは多数の観客を動員する。
アウトドアやキャンプに向かう車の中で聴くと、この古臭い音楽が素晴らしく感じられる。キャンプを始めてから、サザンロックの気持ちよさに気が付きました。
At Fillmore East / The Allman Brothers Band
「オールマン・ブラザーズ・バンド」は、アメリカのサザン・ロック・バンド。カントリー・ミュージックの持つ明るく大らかな感覚、そしてグレイトフル・デッドのような長いインプロビゼーションを含む、ジャム・バンド的な音楽性をも取り込み、独自のサウンドを作っていった。
1971年の「フィルモア・イースト・ライヴ」は、2枚組のライブ盤ながらアルバム・チャートの13位を記録するヒットとなり、オールマン・ブラザーズ・バンドの代表作にしてライブアルバムの金字塔です。
あとがき
サザン・ロックには当然バーボンウイスキーが似合います。アメリカの風を感じつつお楽しみくださいませ。
おすすめの銘柄チョイスはお任せください。
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